HTML5,AjaxやJavaアプレットとの比較

始めに

フラッシュはウェブ上でのゲーム、チャット、アニメーション、動画再生、ソフトウェアなど様々な分野のコンテンツのフォーマットとなっていますが、 ウェブブラウザでユーザーにコンテンツを提供する形態として、フラッシュの他にもJavaアプレットが有名です。
また、HTML5(javascript, css3を含む)がフラッシュにとって変わり得るという話も聞いたことがあるかも知れません。
ここではそれらのフォーマットとフラッシュの長所短所を簡潔に検討し比較していきます。

Javaアプレット

Javaアプレットはある意味フラッシュによく似ていて、HTMLに組み込まれてウェブブラウザで実行されます。
フラッシュと同様にゲーム、チャット、描画、アプリなどに利用されます。
例えば、当サイトで紹介しているブラウザゲーム、「スーパーまさお」もアプレットで動いています。

さて、フラッシュとアプレットの違いですが、

  • 第一にフラッシュの方が普及率が高く、ウェブ上の、特に視覚に訴えるコンテンツでは圧倒的にフラッシュが多く使用されています。
  • 第二にアプレットはフラッシュと比べて起動が遅いです。
  • 第三にグラフィックス、動画再生部門ではフラッシュが圧倒的に有利です。

もちろんアプレット側にもメリットはあるでしょうが、どちらを学ぶか迷うようであれば基本的にフラッシュをとることをお勧めします。

HTML5

一部スマートフォン向けのフラッシュプレイヤーの配布が終了した、という話を聞いたことがあるでしょうか。
有名なアップル社のジョブスさんが、重いだのバグが多いだのとフラッシュを貶してiPhoneではフラッシュではなく、HTML5によるウェブページ表現を推し進めているからです。
ようするにHTMLでフラッシュに取って代わろうとしている訳ですが、静的でテキスト中心のHTMLでなぜそのようなことが可能なのか。
HTML4まではなかったcanvasタグやvideoタグなどがHTML5で登場し、より高度でグラフィカルな表現がHTML5とjavascript,css3を組み合わせることによって可能になりました。

それでは、フラッシュはHTML5にとって変わられてしまうのか?
この話題は有名ですので「フラッシュ HTML5 比較」などと検索すればたくさんのページがヒットします。
これは私見ですが、少なくともPCにおいては当分の間はそうならないと思います。また、そうならないことを願います。
理由はいくつかあります。

  • HTML5では未だに多くの分野においてFlashと同等の性能は持っていません。正確に言うと競合している分野もありますが、機能が被らず住み分けができている部分も多いです。参考サイト
    また、フラッシュをHTML5で代替する場合、ActionScriptをJavaScriptに書き直すことになりますが、ActionScriptでは巨大なソースファイルをビルドして小さなswfファイルを作るところが、Javascriptでは巨大なテキストファイルのままブラウザが読み込んで解釈するので、余計に時間がかかるでしょう。
  • フラッシュが重いとかバグが多いとか言うジョブズ氏の批判の動機の半分以上は企業戦略によるものです。
    既にハイレベルなグラフィックコンテンツがHTML5でたくさん作られていますが、フラッシュ以上に重いものも多いです。
  • HTML5はブラウザごとの互換性に問題があります。
  • HTML5で作るコンテンツは当然オープンソースになります。

などなど、HTML5に対する批判もありますが、HTML5も進化していく技術であることは間違いないでしょう。アドビ社もHTML5用の開発ソフトを公開しているようです。

まとめ

フラッシュもまだまだPCでは生き残るでしょう。
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