フラッシュコンテンツはグラフィカルなものが多いですが、中核の部分は普通のソフトと同じようにプログラミング言語を使って記述します。フラッシュを作るための言語が「Action Script」です。現在のバージョンはActionScript3.0で、略して「AS3」のように書くこともあります。
ソースファイルにアクションスクリプトのコードを書いてコンパイル(ビルド)すると、swfファイルというものができて、それをHTMLファイルにリンクすることでWebページにフラッシュコンテンツを表示できます。
一からアクションスクリプトについて説明することは私にはできませんが、代わりに優れた入門サイトを紹介します。
フラッシュおよびアクションスクリプトについて解説している凄いサイトです。
私はフラッシュについて9割以上をこのサイトで学びました。現在も更新が続いていて、基礎的なレベルから高度な内容まで隈なく解説されているサイトです。
また、小規模ですが、JavaScript、PHP、Rubyなどについての解説もあります。
なお、このサイトの著者によると、アクションスクリプトを学ぶ前に、C言語やJava、JavaScript、HSPなど、他の言語を先に学ぶことがお勧めだそうです。
このサイトはアクションスクリプト初級以上の人向けに書かれています。基本中の基本については解説されていません。
使用頻度が高くかつ解説を必要とするクラスや機能についてポイントを絞って解説されているので、やりたいことの説明を見つけやすいサイトです。
フラッシュを開発、提供しているアドビ社の本家リファレンスです。すべての機能を解説しています。中級者以上の人はこれを参考にしますが、本家の公式説明書だけあって学習者には少し難解な部分もあります。内容が多すぎてページの表示が遅いという欠点もあります。
フラッシュの開発にはFlex SDK、 Adobe Flash、 Adobe Flash Builderという三つのソフトがアドビ社から提供されています。
Flex SDKは無料、あとの二つは有料(高額)です。
有料の二つはGUIでの開発環境です。また、便利なグラフィックスコンポーネントがたくさん用意されています。Visual Basicみたいなものですね。
Flex SDKはJavaみたいなもので、コードを自分でゴリゴリ書いていくタイプです。
機能的には有料のものに劣りますが、多くのものはFlex SDKで十分つくれます。当サイトのフラッシュツールは全てFlex SDKで作られています。
Flex SDKで開発するときに、メモ帳などのテキストエディタでコードを書き込んで行くのもいいのですが、それだと大きなプログラムになったときに管理が大変で、コードも見づらくなります。
そこで無料のActionScript用エディタ、Flash Developをお勧めします。 -- ダウンロードサイト
このソフトはクラス、数値、文字列などの色分け、クラス、関数のキーワードの補完、文法のチェックなどを自動で行ってくれます。
また、このソフトは、一応HTML、css、XML、JavaScriptなどの文法にも対応しています。「一応」と書いたのはAction Scriptほどの強力な補助機能は無いからですが、HTMLなどは結構使えるので、このサイトのHTMLは全てFlash Developで書いています。
つまり、フラッシュも含めてこのサイトのコンテンツはすべてFlash Developで作られています。
だからショボいんです。画像はペイントと透過ツールを使った...